The Applied Superconductivity Conference 2022 (ASC2022)に参加して

The Applied Superconductivity Conference 2022 (ASC2022)に参加して

こんにちは.大崎研究室M2の奥村皐月です.紅葉の季節になりましたね.
2022年10月23日から28日にハワイのホノルルで開催された応用超電導分野の国際会議The Applied Superconductivity Conference 2022 (ASC2022)に参加し,発表を行いました.今まではCOVID-19の影響によりオンラインでの学会が中心でしたが,徐々に国内外ともに学会の現地開催が増え,ハワイでの国際学会に参加することができました.世界中から多くの研究者が集まり,交流や議論が行われるなどとても活気のある国際会議でした.ASCは1966年にBrookhaven(NY)で初めて開催され,Austin(TX)(1967)に続き,1968年以降は隔年でアメリカの都市で開催されています.今回のASCではElectronicsが475件,Large Scaleが880件,Materialsが334件の計1689件のアブストラクトが提出されました.
私は超電導数値解析の研究成果について発表を行いました.私の発表には各国の大学・研究所の研究者やヨーロッパの企業の方等,多くの方が発表を聞きに来てくださり,緊張とともにとても有意義な時間を過ごすことができました.期間を通して学会に参加することで超電導に関する最新の研究について多くの知見を得ることができました.知り合いになった研究者の方々と今後も交流を大切にしていきたいです.
私はハワイを訪れたのは初めてですが,自然の美しさに圧倒されました.気候としては日本の初夏くらいでしょうか.ランチに食べたポキ丼やロコモコも美味しかったです.
ところで,成田~ハワイの直行便はA380のフライングホヌでした!!フライングホヌにはピンクと緑と青がありますが,私が乗ったのは青色でした.「ホヌ」はウミガメのことでハワイでは幸せを運ぶ動物とされています.日本でもカメは縁起の良い動物とされていてそんなところにも共通点があって嬉しく思いました.
今後も国際学会での発表の経験を活かして科学技術の発展のために一層研究に邁進していきたいと考えています.

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

0 Comments

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*