クリスマス前,実験室は佳境です。

クリスマス前,実験室は佳境です。

今年もあとわずか。そろそろ帰郷する学生さんもでてきましたが,実験室は今年最後の佳境を迎えています。今年のうちに良いデータを出せると安心してお正月が迎えられるということなのかもしれません。写真は本郷・TS-6実験の12月10日の実験チームのコントロール室内の風景です。この日は,トカマクプラズマの合体加熱機構の物理解明の一環として,合体する2個のトカマクの境界面に発生する事がわかってきたブロブとか磁気島といわれる構造を,高精細の2次元磁気プローブとトロイダルモード計測(磁力線の詳細形状の計測),2次元イオン温度トモグラフィ計測(プラズマを構成するイオンの温度分布),X線ステレオカメラ計測(プラズマを構成する電子の温度分布),X線スペクトル計測(高エネルギー電子計測)でとらえようとしています。さあ,どんな結果がでたのでしょう。メリークリスマス。そして良いお年をお迎え下さい。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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