井 通暁 准教授の着任

井 通暁 准教授の着任

2020年4月1日付にて,井 通暁 准教授が先端エネルギー工学専攻(基幹講座,核融合エネルギー工学講座)に着任いたしました.研究室への配属は2021年度入試(2020年夏実施)より開始されます.

教員/研究室の紹介:
恒星中心部で起こっている核融合反応を地上で持続的に発生させることができれば,エネルギー問題の抜本的解決につながります.高温のプラズマを磁場によって閉じ込める手法としてはトカマク型が優れた性能を有しており,フランスにて国際熱核融合実験炉ITERの建設が進行していますが,トカマク型核融合炉の経済性を向上させるためには,できるだけ弱い磁場を用いて高温のプラズマを閉じ込める(高ベータ)ことが必要となります.本研究室では,球状トカマクや磁場反転配位と呼ばれる高ベータプラズマに着目した実験研究を実施しており,これらの磁場構造を形成するための手段として.トーラスプラズマを軸方向に合体させる手法を開発しています.

教員経歴:
2000年3月 東京大学大学院電気系工学専攻博士課程修了.博士(工学)
2000年4月 大阪大学大学院工学研究科助手.
2003年4月 大阪大学大学院工学研究科講師.
2008年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授.
2020年4月より現職.

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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