キャンパス一般公開

キャンパス一般公開

こんにちは!岡本研究室修士2年の生田と申します。
去る10月26日・27日、柏キャンパスの一般公開が開催されました。柏キャンパスは大学院が主体のキャンパスということもあり普段は閑散とした雰囲気ですが、公開当日は地元の住民の方や小学生、受験希望の大学生など様々な方が来場され、賑わいを見せていました。

岡本研究室では、研究内容を分かりやすく来場者の方に説明するためにパネル展示と共に実演展示も行いました。

こちらは、人間の可聴域を含めた広い幅の周波数の音を発することが出来る装置です。岡本研究室ではジェットノイズの研究を行っていることから、「音とは何か?」を実感して頂くことができます。

続いてこちらは、シュリーレン法の実験装置です。シュリーレン法とは、空気は密度が異なると光の屈折率が異なることを利用して空気の流れを可視化する手法のことです。流体力学の世界ではポピュラーなもので、岡本研究室でも利用している実験手法の1つです。空気の流れという、普段は目に見えないものが見えるということもあり、来場者の方からは歓声がたびたび上がっていました。

こちらは、著者の研究テーマでもある、流体機械の展示です。自動車のエンジンに搭載して、排気ガスのエネルギーを利用して燃費を向上させる「ウェーブロータ」と、少水力発電や分散発電への応用が見込まれる小型流体機械「テスラタービン」の2つを展示していました。特にテスラタービンは、CDで作成した模型の実演展示も行っていたことから注目を集め、一部の方からは早期の実用化を望む声も上がっていました。

岡本研究室は、来年以降も一般公開での研究展示を行っていきます。興味を持たれた方は是非お越しください。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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