東京大学in加賀藩

東京大学in加賀藩

こんにちは。小野亮研究室修士1年の岡田大樹です。暑い夏休みも終わり新学期が始まりましたね。キャンパスを歩く学生も増えてきたように感じます。

さて、当研究室は文京区の本郷キャンパスに所在しています。本郷キャンパスの敷地はとても広く、学内を散歩することも多いのですが、特徴といえばキャンパス内の真ん中に大きな池があることかなと思います。通称「三四郎池」と言われていますが、この前、気になってその由来を調べました。元々は「育徳園心字池」という名前だったらしいのですが、夏目漱石の小説『三四郎』でこの池が舞台とされたため、それ以降「三四郎池」と呼ばれるようになったみたいです。さらに調べていくと他にも新たな発見をしました。驚くことに本郷キャンパスの敷地は、元々加賀藩(現石川県あたり)が所有していた土地でありました。私は石川県金沢市出身ですので、思わぬところで東京大学と故郷の繋がりを感じることができてとても嬉しく思いました。有名な「赤門」は加賀藩の御守殿門であり、「三四郎池」は加賀藩の庭園にあった池、どちらも東京帝国大学誕生の時に聖地として残されることになったみたいです。進学を検討されている方で、今後本校を訪れるときは、良かったらキャンパス内を散歩してみてください。もしかしたら、新たな面白い発見があるかもしれません。

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