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こんにちは、吉田・齋藤・西浦研究室修士1年の布谷です。
本日3月8日、弊研究室の教授吉田先生の最終講義が開講されました。
今年4月からは核融合科学研究所(NIFS)の所長に就任されるため、東京大学で教鞭をとるのが今月で最後になります。
感染症拡大防止の観点から、残念ながらオンラインでの開講となりました。
プログラムは2日間におよび、吉田先生と交流の深い同僚の研究者や、吉田先生の指導を受けた元研究室メンバーなど、様々な方が学術的な講演をされました。
講演内容が理論から実験まで幅広い分野にわたっていたことは、吉田先生の築き上げたコミュニティの広さを物語っているように感じられました。
プログラムの最後が、吉田先生の最終講義でした。
「教わったこと,学んだこと,見つけたこと ― 皆さんと共有するために」というタイトルで、これまでの研究人生を振り返ってくださいました。
影響を受けた言葉の紹介や、これまでの研究成果の意義をわかりやすくまとめてくださったものを聞き、吉田先生が信念に基づいて一本の筋の通った研究をされてきたことが伝わってきました。
最後は、200人近い聴衆からの温かい拍手で、最終講義は締めくくられました。
記念品として、吉田先生が主導して建設したプラズマの実験装置 RT-1 の1/30スケールの模型を贈呈しました。
最終講義参加者から寄付を募り、研究室メンバーで試作・発注・塗装・梱包をしました。
吉田先生に喜んでいただけていれば嬉しい限りです。
研究室メンバー一同、吉田先生の新たな環境でのご活躍をお祈りしております。
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