富士スピードウェイでの超電導モータ展示!

富士スピードウェイでの超電導モータ展示!

皆さん、こんにちは!大崎研・助教の寺尾悠です!!
先日の5/27-28にかけて、富士スピードウェイにて開催された「24時間耐久レース」で、京大、早稲田大の先生方と共に超電導モータの展示をしてきました。

これはトヨタ自動車株式会社と東大・京大・早大が、液体水素エンジン自動車用のポンプ用超電導モータの共同研究を始める関係で実現したことでした。
(メディア掲載等は専攻ニュースの方に投稿しましたので、こちらではもっとざっくばらんなことを・・・)

研究室からの参加メンバーは、D1の奥村皐月さん、M1の河野亮介君、寺尾の3人で、当日は大崎先生もサーキットに来てくださいました。

私自身はF1以外のモータースポーツにあまり詳しくなかったのですが(こらw!)、エンジン音や大きなマシン輸送トレーラー、レースクイーンの綺麗なお姉さんたち(!)と、サーキットの独特の雰囲気に圧倒されました。

そして展示会場は、なんと先日話題になっていた世界初の液体水素エンジンで走るGRカローラのピットスペースの真横!もう、最先端のマシンの側にいるという空気感が最高でした!!

また、展示説明会場には豊田章男会長、佐藤恒治社長、小林可夢偉氏(元・F1レーサー)に加え、自民党議員の小渕優子氏(自民党水素社会推進議員連盟会長)も途中で訪れ、この面々に説明や名刺交換等をすることが出来たのは信じられない奇跡でした(^^;)

この話をいただいたのが4月の初めで、超ウルトラ突貫工事(語彙力・・・)で超電導モータの設計・製作等を進め、本当に大変でしたが、それを上回っておつりがくるくらいの貴重な体験をしました!

複数のメディアにも取材を受けたので、これからが勝負!
超電導モータの実用化に向けて大きなモチベーションが出来たので、今後頑張って共同研究を進めていきたいと思います!!

追伸の余談
昔、1991年(寺尾が小学校1年時)に「サイバーフォーミュラ」というレーシングアニメがありました(ガンダムSEEDの原作・監督が同様に関わった作品)。 F1を超えた超技術(常温超電導モータ、水素エンジン、運転ナビゲーションAI)が搭載されたレーシングマシンで競い合う、当時としてはえらく先見の明があったアニメでしたが、自身がこのアニメに近いマシン技術の研究に関われるというのも何とも感慨深い気がしています・・・。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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