宇宙科学研究所連携講座での生活

宇宙科学研究所連携講座での生活

こんにちは.川勝研究室修士2年の島﨑です.
 私は先端エネルギー工学専攻の連携講座の下で,神奈川県相模原市にある宇宙科学研究所に所属し研究活動を行っています.数日前のブログにも記載されていますが,宇宙科学研究所をはじめとした連携講座では大規模なプロジェクトに携わることができます.私自身はこれまで,HAYABUSA2の運用補助とDESTINY+プロジェクト軌道設計チームの,宇宙科学研究所が主導する宇宙探査プロジェクトに学生として参加しました.研究室には,昨年打ち上げられたEQUULEUSの軌道設計チームで,軌道設計から打ち上げ後の運用まで携わるなどの活動をしてきたメンバーもいます.また,プロジェクトで生じた課題などは研究テーマとして還元し取り組むこともできるため,自身の研究にとってインスピレーションともなる魅力もあります.
 これらのプロジェクトに関わっていることを除けば,普段は授業や研究など一般的な学生生活を送っています.私は最近まで主に修士論文の執筆に集中していましたが,対外的な活動として,昨年11月に栃木で開催された第65回自動制御連合講演会,今年1月にはオースティン(テキサス)で開催された33rd AIAA/AAS Space Flight Mechanics Meetingにて,修士課程で取り組んだ宇宙機の軌道遷移の研究成果について発表を行いました.国内学会では優秀発表賞を受賞することができ,国際学会においては以前から気になっていた研究者の方々と交流するなど,有意義な時間を過ごすことができました.特に,オースティンは1月にも関わらず日焼けする程日差しが強く晴れ渡っており,偶然にも宿の近くにテキサスで評判のBBQレストランがあったため,修士論文審査日が迫る中,快適な環境でラストスパートをかけることができました.
 雑多な内容になってしまいましたが,宇宙科学研究所における生活の雰囲気が少しでも伝われば幸いです.

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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