柏キャンパスでの風洞実験のこと、生活のこと

柏キャンパスでの風洞実験のこと、生活のこと

こんにちは。鈴木研究室M1の古谷元和です。
最近、柏でも雪が降ったりと、まだまだ冬の寒い期間は続きそうです。個人的に寒いのは苦手です。とくに、雪の翌日は原付での移動がおっくうで、ブレーキをかけるタイミングとその強さに、いつも以上に気をつかわなくてはならないので、はやめに暖かい春が来てほしいと思う今日この頃です。
今回、以前からずっと気になっていた専攻ブログを書く機会をいただき嬉しいです。行わせていただいている風洞実験のことと生活のことを少しになってしまいますが、書きたいと思います。
写真は、柏キャンパスにある極超音速風洞を用いた実験の様子です。
実験は難しいですが、楽しさも大きく、これからどんな風に改善していくか脳みそを絞っているところです。どうデータを取っていくか、考えられることを全部考えてしっかりと研究を組み上げていきたいです。
私は、極超音速流れ(マッハ数が5以上のとても速い流れ)でのリブレットに関する基礎的研究を行っています。リブレットは乱流摩擦抵抗を低減させる、多数の溝から成る構造であり、極超音速流れでは研究例が少ないのが現状です。極超音速流れでは、単一の溝のパラメータによって、流れ場の様子が大きく変わることが、以前から研究されており、そのあたりの類似点・相違点にも興味があります。
また、溝構造と機体表面冷却技術(気体・液体をフィルム状になるように機体表面に流し、超高速の空気による厳しい加熱から機体を守るタイプ)との相性についても興味があり、調べを進めています。
私は学部の頃と比べて、大きく研究分野が変わっていますが、極超音速風洞のような貴重な装置を使わせていただいたり、様々なことを教えていただいたり、その他あらゆる面でも、たくさんの方にお世話になりっぱなしです。ひとつずつ頑張っていきます。
また、最近、ようやく柏付近での生活にも慣れてきました。大家さんにも非常に良くしていただいていて、残りの生活をうまく過ごしていけそうです。近くにお弁当の安いスーパーがあるのが非常に助かっています。これからも利用させてもらいたいです。
コロナによる影響を見通すことはできませんが、とにかく目の前のことにしっかりと向かって、自分にできることを広げながら、残り半分余りの修士生活をよい時間にしていこうと思います。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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