実験(回数)まとめ:2020年から2021年へ

実験(回数)まとめ:2020年から2021年へ

2021年となりました。昨年は世界的にも激動の一年でしたが、今年はよい方向に収束していくとよいですね。

写真は柏キャンパスから見た日の出の様子です。
ここからですと少々建て込んでいますが、つくばエクスプレスからですと特に東側は広々とした風景が広がっており、日の出直前には時間変化するグラデーションを目にすることができます。海の無い県の山の中で育ったせいか、どうやら自分には地平線・水平線へのあこがれがあるみたいです。

さて、井(いのもと)研究室では核融合の実現を目指した実験研究を行っています。
研究遂行のためには、通勤通学および複数名での実験実施が必要となりますので、COVID-19による影響は少なからず存在します。
過去5年間の、基幹計測器が取得したデータサイズを調べてみると以下のようになりました。

2016年 33.4GB
2017年 32.8GB
2018年 34.3GB
2019年 52.6GB
2020年 16.2GB

2019年が突出していますが、大まかには2020年はデータ量が半減してしまっていることになります。
実験には様々な「ノイズ」が存在しますが、その影響を減らし、信頼できる結果を得るためにはデータ数を増やすことがシンプルかつ有力な方法です。
そういう意味では逆境と言えるのですが、これを機に計測器運用の効率化や統計的データ処理手法の改善を進めていこうと考えています。

では本年もよろしくお願いします。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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