素晴らしい経験

素晴らしい経験

こんにちは!堀・藤本研究室 修士2年の縄田です。

先日、ロンドンで開催された国際会議「Wireless Power Week 2019」に参加してきました。

初の国際学会でしたが、とても良い時間を過ごすことができました。様々な国から来た研究者の方々が、自分の研究に興味を持ってくれて、沢山の質問をぶつけてくれる。それがこんなにも嬉しいとは思わなかったです。下手くそな英語を笑うことも全くなく、真剣な表情で対等に議論をしてくれたことに感動しました。参加してよかったなと心から思います。

バンケットにて

バンケット(懇親会)にはニコラ・テスラが参加していました。みんな大喜び!(笑)
発表の場では真剣に研究の話をしていた彼らも、ここでは普通の人間。飲んで、笑って、大騒ぎ。

私はこの学会に参加するまではなんとなく、海外の人々や世界トップレベルの研究をしている人たちを、雲の上の人のような、「同じ人間」だと思っていなかったふしがあります。でも、違いました。実際に会話してみて感じたのは、話す言葉が違ったり、本当にハイレベルな研究をしている優秀な人であるという違いはあれど、「同じ人間」なんだな、ということ。みんな家族や故郷があり、大切にしているものがあり、夢や目標を持っていて、冗談で笑う。これが分かったことが1番の収穫でした。

私が今の研究室に入ったばかりの頃、先生がお話して下さった中でとても印象に残っている言葉があります。
「東大に入ってしまえば、世界のトップはもうすぐそこ。手を伸ばせば届くほど、すぐ近くにある」
最初は、本当か?と思いましたが、色々経験した今は本当だと思います(最初は同じ研究室のメンバーですら宇宙人だと思っていました 笑)。

私は来年の4月から研究とはとても離れた分野で就職することが決まっています。それでも、修士まで進みこのような経験ができて本当に良かったと思っています。
もちろん研究への向き・不向きもあると思いますし、私のように研究とは違う道を選ぶこともあると思いますが、それでも私は迷っているなら修士課程に進むことを勧めます。

世界のトップに君臨することはできなくても、世界のトップに指先を触れることで、自分の世界は一変します。何かを選択するときに、その感触を思い出すようになります。
修士課程で得られた経験は絶対に無駄にはなりません。もし違う道を選んでも、研究とは別の方向から自分の研究分野に恩返しすることができます。
ぜひ素晴らしい経験ができる、先端エネルギー工学専攻へ!

高等法院

観光はほとんどしていないのですが、ロンドンは素晴らしい街で、歩いているだけでもとても楽しかったです。

本当に楽しく貴重な経験となりました。

集合写真

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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