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  • Superconductive motor exhibit at Fuji Speedway!
    Superconductive motor exhibit at Fuji Speedway!

    Hello everyone! This is Yu Terao, Assistant Professor at Osaki Lab!I recently exhibited a superconducting motor at the “24 Hour Endurance Race”...

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  • 門出の1コマ ~ 若手研究者国際展開事業派遣再開
    門出の1コマ ~ 若手研究者国際展開事業派遣再開

    こんにちは、田辺です! 早いもので2022年度も残すところあとわずかですね。卒業式も終わり、みなさんそれぞれお世話になった先輩方との名残を惜しんでいる時期でしょうか。この時期は教員側もなんだか寂しいなぁと思いながら学生を送り出す今日この頃です。大学院の研究室生活では、学生も教員も同じ居室・実験室で活動している時間が長いこともあり、同僚あるいは相棒くらいの感覚の身近な存在となっているため、あぁ今年もこの時期が来てしまったなぁとふとぼんやり考えたりもしますが、卒業を迎えた皆さんの晴れやかな笑顔はやはり気持ちの良いものですね。卒業後、また元気に活躍されている近況を聞かせてもらう日が来ることを楽しみに、笑顔で皆さんを送り出したいと思います。 修論シーズン後、2~3月は田辺はしばらく英国のトカマクエナジー派遣生活でした。コロナで一時停止していた学内助成の若手研究者国際展開事業の再開ということで、現地のスケジュールと対応を取りながら、これから2023年度末までかけて何度か長期派遣を実施していく予定です。英国トカマクエナジーST40実験は、我々の研究グループで開発された球状トカマク合体生成法を世界最大出力で応用してくれている核融合ベンチャーで、小野先生の記事でも何度か合体法による2000万度達成や中性粒子ビームを用いた追加熱を加えて球状トカマク実験史上世界で初めて1億度が達成された話題などが紹介されているかと思います。この実績だけでも十分魅力的なのですが、まだまだ性能を引き出せる可能性を秘めた装置であり、我々の研究グループが得意とする合体法のさらなる最適化で、汎用的な追加熱運転に接続する前の段階でどこまで性能を引き上げられるか、加熱過程のより詳細な理解が鍵であるとして、東大で開発されたイオンドップラートモグラフィ計測の現地持ち込みが進行中で、2019年度からの派遣で構築した1次元計測をさらに2次元化する準備作業が進行中です。今回の派遣は、研究室生活で長い付き合いのある一番弟子であり頼りにしている相棒であるTさんと一緒の派遣となりました。2月初頭にTさんが先行派遣、それに続いて2/19から田辺も派遣、その後1か月ほど現地滞在、小野先生も3月第2週に合流、ST40装置の運転はない期間のため、今回は実験準備として計測系現地構築作業を中心に、小野先生合流後はプラズマショットの放電条件打ち合わせ等を行ってきました。 2019~2020年のコロナ前の派遣当時から3年のブランクということで、今回の派遣ミッションは、 1: 不在の間のポート改造工事などで取り外しとなっていた東大持ち込み機材の再立ち上げ 2: 1次元計測系復旧後、2次元イメージング計測の立ち上げ準備・打ち合わせ 3: 東大に割り当てられたプラズマショット準備に向けた計画打ち合わせ の3件で、不在期間にいろいろと不足機器も生じてしまったため、機材持ち込み、現地追加調達も行いながら準備作業を行いました。2019年度の長期派遣の頃から3年が経過し、装置のポート構成が非常に密な状態となったため、8面ポート配置で設計された真空容器のうち、3つのポートがビーム用、反対側のポートにはビームダンプが設置で計測用にほとんど使えず、残り2面のポートにほぼすべての計測が集中する密な構成となっているため、トムソン散乱計測用に割り当てられた計測窓の側面の空隙を活用してコンパクトな2次元光学系を組む方式で、11月の下打ち合わせの訪問時にproposal提出・採択、今回の派遣から建設を開始しているところです。現地調達での機器の立ち上げでは、日本で勝手を知ったメーカーからの調達が進められなくて不便することも多いですが、最近は比較的高性能な3Dプリンタがamazonでも簡単に手に入るようになってきているため、これを現地調達してちょっとした部品は現地製造したりしながらもろもろの準備作業を進めています。ドップラートモグラフィ計測で使う光ファイババンドルなどは、メーカーに頼むとバンドル部の加工だけですぐに数十万円クラスの請求が来るため、東大の学内実験で培ったエッチング基板を活用した自主開発技術でバンドル部の加工費を数千円に抑えて現地生産を行ったりしています(ファイバー研磨作業の粉塵対策その他で作業許可、作業可能スペースを確保していただくのにだいぶ時間がかかりました)。現場周りでは東大からノウハウ提供を行う一方、現地では計測系の自動制御のためのSDK(Software Development Kit)活用に長けた専門職員の方がいるため、そちらの方に協力をいただいて計測系の自動制御を構築したり、測定データのMDSPlus serverへの統一規格でのアップロードなど、こちらも学ぶことが多くいろいろと刺激になっています(3の話題は直近の小野先生blog記事と話題が近いため省略)。 専門的な話はこのぐらいにして、あとは写真と合わせて現地生活をパラパラ紹介していきます。ここでアップしたのは研究室D3のTさんと、トカマクエナジーでホストしていただいたDさんの2人が並んだ写真、Tさんと一緒に構築途上の分光システムの写真、Tさん帰国後に作業許可が下りて現地でスタートしたトモグラフィ計測の集光光学系用ファイバーバンドル加工の様子です。トカマクエナジーは今は本研究科を定年退職された高瀬先生も勤務されていますが、日本人はその1名のみのため、留学生活は基本的に日本人不在オフィスで英語漬け生活です。研究留学は学会出張等ともまたちょっと違って、「自分の研究で分かったことを自信をもって発表する」だけでなく、「ちょっとこれが分からないんだけど」「実は***で困っていて」「こないだ***はダメって言われたんだけど、***のアプローチではどうでしょう」などなど、学会では使わないタイプの英語や世渡りなどなどいろいろと練習になります。現地の研究所生活は以前の記事でも書きましたが、朝8~9時頃には全員出勤する朝型スタイルで、17~18時頃に居残りしていると「これ以上居残りだめだよ~」とオフィスを追い出されます。「仕事一区切りしたら帰ろう…」とじっくりやっていると中途半端なところで強制的に帰らされるので、何か作業をするときは日々タイムアタックで、**時頃には追い出されるから、**時までに**を終わらせて、そのためには**時までに**をスタートしてと毎日時間の逆算生活で時間の使い方を日々考えさせられます。日本の研究室生活だと17~18時頃の帰宅はなんだか早すぎて若干罪悪感を覚えますが、よくよく考えてみると午後から研究室に来て終電帰宅生活の場合と実働時間は同じかそれ以上ということで帰る頃にはどっと疲れが。。。 アフター5はパブに行って夕飯と一杯セットを楽しんだりします(写真はTさんとMAST-UのCさんと)。派遣先のイギリスには魅力的なエール(クラフトビール? 炭酸控え目で味に個性のあるまったりとしたビール)が飲めるパブが大量にあるため、イギリスのごはんがあれこれ言われていても、ビールが好きな人にはわりと楽園な国だったりします。前に調子に乗って毎晩飲んだら、帰国後に健康診断を受けた時に中性脂肪がその時だけ例年の4倍に跳ね上がってびっくり…ということがあったので、みなさん飲みすぎにはご注意ください。 その他写真はオックスフォードの街並みも載せてみました。街の展望台もあるのですが、セントメアリ教会の展望台からの眺めがこれぞオックスフォードという感じがして街並みを眺めるには一番のおすすめです。観光でも人気の地区でお宿の相場は全体的に高めなので、派遣時は少し南のアビンドンというところでB&Bを確保したり、中心部のインフォメーションセンターで紹介されるDaily infoというサイトで一軒家の一部屋の居候募集を利用すると比較的常識的な相場で中~長期滞在の宿を抑えることができます(他の普通の予約サイトでとれるところだと、ユースホステルを利用しない限りは1泊55ポンド以上は覚悟する必要があります:円安の昨今は学生にはつらい…)。Daily infoは掲示板に羅列してある「Mail me!」などの怪しい記事におそるおそる聞いてみるスタイルなので当たり外れありそうですが、今回一緒に派遣のTさんはこれでとても親切なホストファミリーにあたって「あたりでした!」と聞いています。田辺も学生時代使ったことがありますが、意外に大家さんがオックスフォード大のメディカル系の教授の先生だったりしました。わりといろんな人が気軽に募集しているようで、安全かどうかの見極めも含めて当たりはずれはもちろんあるので、初めて利用する時は、別の宿も確保した上で直接話をしてみてから見極めるぐらいが確実かと思います。 さて、最後いろいろ脱線しましたが、久しぶりの長期派遣でしたので現地生活情報含めて長文投稿してみました。将来オックスフォードに行ってみたい方は現地渡航の予備情報になればと思います。今回、作業が終わらないのでもう少し居残ろうかとも思いましたが、FLEXチケットの変更相場と、これ以上現地に居残ると卒業生と最後会えなくなってしまうので、なんとか卒業式には間に合うところで帰国としました。イギリスは3/17の帰国直前まで最後まで氷点下が続く寒い中でしたので、日本に帰ってくるとあぁ春だなぁ、門出の季節だなぁと強く感じる今日この頃です。23日のお天気はあいにくでしたが、今年は桜の開花も早めでタイミングを合わせてくれましたね。付き合いの長い研究室の仲間達もいよいよ旅立ちの時期なのだなぁといろいろと考えてしまう今日この頃ですが、これからの活躍をお祈りして、笑顔で全員送り出したいと思います。皆さんお疲れさまでした。そしてご卒業おめでとうございます。社会人生活良いスタートが切れますように。またいつか元気な便りを聞かせていただくのを楽しみにしています。

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  • Life at the Institute of Space and Astronautical Science Joint Course
    Life at the Institute of Space and Astronautical Science Joint Course

    Hello. I’m Shimazaki, a second-year master’s student at the Kawakatsu Lab.Under the joint course of the Department of Advanced Energy Engineering, I...

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