宇佐見研究室

宇佐見研究室

核融合エネルギー科学講座第一(連携講座)

プラズマ物理学・計算機シミュレーション

宇佐見 俊介客員准教授

USAMI, Shunsuke

宇佐見研究室

Message

プラズマの様々な物理過程をスパコンを用いた計算機シミュレーションで研究します

研究室紹介

計算機シミュレーションによってプラズマ物理を探究します。現在のテーマは、磁気リコネクションの物理機構解明です。磁気リコネクションは、太陽フレアのような天体から、核融合装置のような実験室まで普遍的に見られる現象ですが、その機構や、それに付随して発生する様々な過程は、完全には解明されていません。そこで、本研究室では、実験や観測とも連携しつつ、スーパーコンピュータでシミュレーションを行って現象を再現し、隠された物理を明らかにしようとしています。主に使うのは粒子シミュレーションです。粒子シミュレーションでは、プラズマ粒子1つ1つの運動を求めるため、極端に言えば、何でも調べられると言えるでしょう。新しいシミュレーション手法を考案し、自分でコードを書くことが好きな人、実験・観測にも興味がある人を歓迎します。

教員経歴

2017年4月 - 現在 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員准教授
2014年9月 - 現在 核融合科学研究所, ヘリカル研究部基礎物理シミュレーション研究系,准教授
2016年4月 - 2017年3月 総合研究大学院大学, 物理科学研究科 核融合科学専攻, 准教授(併任)
2010年4月 - 2014年8月 核融合科学研究所, ヘリカル研究部基礎物理シミュレーション研究系,助教
2007年4月 - 2010年3月 核融合科学研究所, シミュレーション科学研究部新領域シミュレーション研究系,助教
2005年4月 - 2007年3月 核融合科学研究所, 計算機・情報ネットワークセンター, 助手
2003年4月 - 2005年3月 名古屋大学, 大学院理学研究科, 学術振興会特別研究員