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流体(速度問わず)、宇宙探査、ものの形に興味のある方、研究しましょう.
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研究室紹介
研究分野は流体力学と、航空宇宙工学、深宇宙(月・惑星)探査学への応用です。扱う流れは低速から超音速、極超音速や希薄気体、粉体(ダスト)などと広く、理論、数値解析(CFD)、実験を連携させ、衝撃波や渦の構造といった基本的なものから飛行体デザイン応用まで研究しています。高速流の実験では、先端エネルギー工学専攻の極超音速風洞が大活躍しています。他大学やJAXAの研究室と共同で飛行実験も行っています。大きな傘状の空気ブレーキを展開すれば、大気密度の薄い高高度でも効率よく減速できるため、空力加熱が大幅に低減された宇宙輸送機や着陸探査機が実現できるはずです。宇宙ステーション放出の超小型衛星EGG(2017 Jan.-May、4kg)やその進化型BEAK(2020目指して研究中)など、実験機開発と飛行実証の先には、超小型火星着陸探査機のような、未来の深宇宙探査の新しい姿が見えてきます。
教員経歴
1985年3月 東京大学工学部航空宇宙工学科卒業
1987年3月 東京大学大学院工学系研究科航空学専攻 修士課程修了
1990年3月 東京大学大学院工学系研究科航空学専攻 博士課程修了(工学博士)
1990年6月 文部省宇宙科学研究所宇宙輸送研究系助手
(うち1993年7月-1994年3月 NASAジェット推進研究所客員研究員)
1995年4月 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻助教授
1999年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻助教授
(2007年4月より准教授に職名変更)
2008年9月 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻教授
現在に至る。