柏キャンパスでプラズマ実験

柏キャンパスでプラズマ実験

 おひさしぶりです.西浦研博士2年の上田です.皆さんは年末・年末いかがお過ごしでしょうか? 私の年末の出来事といたしまして,タイトルの通り東京大学柏キャンパスへ出張しプラズマ実験を実施していました.東大の学生なのに柏へ出張と聞いて「あれ?」と思われた方もいるかも知れません.私は実のところ普段は岐阜県に在住していまして,現在はたまに用がある時に柏キャンパスまで日帰りあるいは一週間ほど出張するといった生活を送っています.先端エネルギー工学専攻の特色として連携講座が開設されており,学生らは出願時にJAXA・電力中央研究所(CRIEPI)・核融合科学研究所(NIFS)などの外部機関に所属して,学内ではできないようなより大規模で専門性の高い研究に携わることができます.私の場合は博士に進学したタイミングで岐阜県へ引っ越す運びとなりまして,以後は西浦研究室が所在すNIFSを拠点に研究を進めるようになりました.
 話を戻しますと,今回は私はコヒーレンスイメージング分光(CIS)と呼ばれる計測システムを用いて揺動発生時のイオンドップラー流の振る舞いを調べるために,東京大学の梶田・斎藤研のRT-1プラズマ閉じ込め装置の実験に参加しました.出張期間が定められている中で短期間で実験のセットアップをする必要があり慌ただしく緊張する場面もある一方,毎回新しい発見や学びももらたしてくれるので,こういった経験は大事にして行きたいと感じます.

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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