浅野キャンパスの遺跡

浅野キャンパスの遺跡

こんにちは、小野亮研究室修士1年の戸田悠太です。先端エネルギー工学専攻の研究室の多くは柏キャンパスにありますが、小野亮研究室は本郷地区の浅野キャンパス工学部10号館にあります。ここ浅野キャンパスには、弥生時代の重要な遺跡がいくつも存在するのですが、みなさんご存じでしたか。明治17年にこの地で、まったく新しい様式の土器が発掘され、地名をとって弥生式土器と名付けられました。今回は、関連する遺跡の一部をご紹介します。  

1枚目の写真は、弥生二丁目遺跡です。ちょうど工学部10号館の南東にあり、昭和49年に、付近の小学生がこの場所で土器片や貝殻を採集したことをきっかけに、発掘調査が行われました。その結果、多くの弥生式土器が出土し、国の史跡に指定されました。写真の通り、一見するとただの草むらです。僕もここを掘れば、何か偉大な発見ができるでしょうか。  

2枚目の写真は、武田先端知ビルに設置されている解説パネルです。この場所からは、弥生時代の方形周溝墓2基が発掘されたそうです。残念ながら今ではまったく面影を感じられませんが、通りすがりに解説パネルを読めるのはおもしろいです。  浅野キャンパス周辺には、ここで紹介したほかにも多くの遺跡が存在します。浅野キャンパスにいらっしゃった際は、ぜひ遺跡探索をしてみてください。

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