研究グループの田辺博士准教授が，アジア太平洋物理学会プラズマ物理部門（Division of Plasma Physics, Association of Asia-Pacific Physical Societies）の5th Asia Pacific Conference on Plasma Physicsにおいて，Young researcher award (U40 Award)を受賞しました。受賞理由は「For unique experimental contribution to advanced imaging diagnostics, laboratory experiment of magnetic reconnection and its application to fusion plasma heating」
これはプラズマ中で磁力線がつなぎ変わるときに得られる巨大なイオン加熱とその応用，そのイオン加熱をドップラー計測とトモグラフィ計測を融合し断層撮影する技術を実用化したことに高い評価をいただいたためです。当研究室では，核融合ベンチャーと協力して，トカマクプラズマを合体するだけで1億度を超える超高温プラズマを得る新技術を開発中です。
受賞サイトはこちら。
http://aappsdpp.org/DPP2021/prizeawards.html
日本語プレス：http://aappsdpp.org/DPP2021/2021prize/U40%20and%20U30(2021)J.pdf
英語プレス：
http://aappsdpp.org/DPP2021/2021prize/U40%20and%20U30%20(2021)E.pdf
受賞と教養学部学生見学に合わせて，10月24日(日）本郷キャンパス工学部10号館の核融合プラズマ実験設備の公開を行います。核融合ベンチャーと協力中のTS-6球状トカマク合体実験装置（全長1.5m)，建設中のTS-4U球状トカマク実験装置（全長3m）と中性粒子ビーム入射設備，イオン・ドップラートモグラフィ計測を含む各種プラズマ計測設備が見学可能です。コロナ問題から，完全予約制ですので，以下のメールをono@k.u-tokyo.ac.jpまでお送りください。
件名：核融合設備見学希望
希望日時： 10月24日 13:00-17:00のどこか30分
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