入学してからの数ヶ月

入学してからの数ヶ月

こんにちは,吉田・斎藤・西浦研究室M1の谷岡です.この頃は暑さも落ち着いてきており,秋のような心地よさを感じる日が多くなる時期になりました.今年も残すところあと3ヶ月余りですが,新型コロナウイルスは未だに収束しておらず,様々なイベントと同様に我々の研究活動も制限されています.しかし,徐々にではありますが規制緩和や再開といったことが増えていて,早く日常が戻ってくることを心待ちにしています.このブログが再開されたことも大変喜ばしいことだと思います.

さて,8月の第2週にしばらくの間止まっていた磁気圏型プラズマ装置RT-1における実験が再開され,私も参加してきました.参加といっても実験に関わるのは今回が初めてなので,M1の学生は見学と少々のお手伝いがメインでしたが,とても良い経験ができました.実験ではプラズマを閉じ込めるための磁場を発生させる超伝導コイルを使用しますが,これが真空中で浮く瞬間が印象深く記憶に残っています.次回の実験からは本格的に参加できるように先輩や先生方から教わったオペレーションを身につけたいと思います.
また,個人の研究としては,開発中の小型超伝導トラップに関する数値計算を行っています.様々な条件下でダイポール磁場中の荷電粒子やプラズマの軌道を計算し,開発に活かせるようなデータを探っています.良い結果が得られるよう精進していきます.

今年はコロナ禍ということで皆さんも大変な思いをされているところではありますが,新しい生活様式の範疇でできることから頑張っていきましょう.(いつかコロナには倍返ししたいですね.)

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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