APET主催の揚水発電所と風力発電所の見学会

APET主催の揚水発電所と風力発電所の見学会

こんにちは。馬場研究室修士1年の清水優孝と申します。
この度は去る7月に行われたAPET(先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター)主催の見学会についてお話しさせていただきます。馬場研究室からも計7人の学生が参加し、電源開発株式会社様が保有する2か所の発電所の見学をさせていただきました。
東北新幹線新白河駅からバスに揺られ、たどりついた第一の目的地がこちら


福島県南会津郡下郷町の下郷水力発電所です。下郷水力発電所は、用いてポンプで下池から上池に水を汲み上げ、上池から下池に水を落として発電することで、電力の需給バランスを調整する揚水発電所で、最大出力は100万kWです。こちらでは、稼働中の水車や発電機、パワーエレクトロニクス機器などを実際に見学させていただきながら、揚水発電所で用いられている技術や運用面の知識を学びました。
次に見学させていただいたのがこちら


福島県郡山市の郡山布引高原風力発電所です。布引高原風力発電所は、猪苗代湖の南の標高1000mを超える布引高原に位置しており、33基・最大出力計65,980kWの風力発電機を持つ日本最大級のウインドファームです。こちらでは、実際に稼働している風力発電機はもちろん、風車のフレームの予備品を間近で見学することができ、その大きさに圧倒されました。
この見学会を通して、電源開発の職員の方には自分含めた学生からの多くの質問にも丁寧に答えていただき、非常に多くの知識を得ることができました。普段は電力の需給システムや送配電網についての研究をしている人の多い馬場研究室の学生にとって、新鮮な知識が得られたと思います。かくいう私も太陽光発電の需給調整についての研究をしており、再生可能エネルギーを用いた発電所を2か所も見学させていただいたのは大変良い経験となりました。
最後になりますが、実際に稼働している発電所を2か所も見学させていただく機会を用意していただいた電源開発株式会社様に、深くお礼を申し上げます。

先端エネルギー工学専攻HPの管理者

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